“無充電”スマホ 日経TRENDY 2016年ヒット予測

日経TRENDY 12月号の2016年ヒット予測11位は”無充電”スマホです。

スマホの性能が毎年毎年向上し、画面も大型化しているのに改善されていない点があります。

それは「電池持ち」です。

スマホは毎日充電するのが常識。充電せずに丸1日以上持つ機種は少数です。

そのせいもあってモバイルバッテリーが売れていて市場は年300億円規模もあります。

しかし、2016年には状況が大きく変わります。

電池寿命を劇的に伸ばす2つの技術が実用化されつつあるのです。

(1)透明な太陽電池

仏サンパートナー・テクノロジー社の「ワイシップス・クリスタル」は薄さはガラスのようで透明です。スマホメーカーはディスプレイ表面とタッチパネルの間に挟んで使えます。京セラと共同開発したプロトタイプは、すでに今年展示会などに出品されています。2016年にも製品化の可能性があります。

★効果が高い
日当たりのよい場所や明るい室内にスマホを置くことが多く、しかも液晶面に太陽電池を内蔵できるので、効果が高い。

★低スペックの小型スマホなら
太陽電池からの充電だけで使い続けられる。

★5型画面のスマホでも
条件がよければ、数日間はコンセント充電不要で使える。

将来的には京セラ以外にも普及する可能性あり。
(2)燃料電池

燃料電池を使ったモバイルバッテリーはあったが、今まではサイズが大きすぎて普及しなかった。

★小型化が進行
英国のインテリジェント・エナジー社は、iPhoneの内蔵バッテリーとほぼ同サイズの燃料電池を開発したもよう。アップル製品に採用される可能性もある。

充電のための水素燃料を外付けカートリッジなどで提供する必要はあるが、

1回の充電で1週間近くも電池が持つ”無充電”スマホも夢ではない。
(感想)

毎日のスマホ充電って本当にわずらわしいですよね。アプリ等をたくさん使うと1日も電池が持たなくて、モバイルバッテリーを持ち歩いて充電したり。それがなくなるのは画期的です。超ベンリになります。消費者にとっては、スマホの性能向上より恩恵があると思います。

“無充電”スマホ 早く、安く実用化されるといいですね。

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