下町ロケット 第9話のあらすじ ネタバレです。第9話は”セミファイナル”で15分間延長版です。
★「コアハート」の臨床試験にて
貴船(世良公則)の「コアハート」の臨床試験がいよいよ始まった。記念すべき最初の患者は小西(児島功一)。貴船は自信をもって臨床試験を進めたが、小西は容態が急変し、死亡してしまった。その場に貴船は不在で、貴船の代わりに学会に出席していた巻田(横田栄司)も不在。心臓マッサージなどの処置は研修医の葛西(中村歌昇)が行った。
知らせを聞いて貴船はかけつけたが小西は死亡してしまったのだ。
貴船は小西が死亡した原因は「初期対応に誤りはあったにせよ、コアハート事自体には問題はなかった。」と結論付けし、責任を弟子の巻田に押し付けてしまった。貴船は臨床試験の再開を目論む。
★佃製作所にて
ロケットエンジンのバルブ供給における帝国重工のコンペにて、佃製作所はサヤマ製作所に敗れてしまった。人工心臓に続き、サヤマ製作所に横取りされたのは2回目だ。
帝国重工との取引がなくなり、佃製作所はもはや“ロケット品質”を謳うことができなくなってしまった。そのため取引先から取引縮小の連絡が次々に来る事態になってしまった。経営が苦しくなり、会社は岐路に立たされていた。
★フリージャーナリスト・咲間倫子現る
ある日佃製作所に咲間(高島彩)という女性が佃(阿部寛)を訪ねてくる。咲間は夫の死に疑問を持ち、病院側に訴訟を起こしたことをきっかけに、医療事件のフリージャーナリストへ転身したという女性である。医療機関の闇を切り裂くような著作を次々と発表するノンフィクション作家でもある。
咲間は、当事者しか知りえない「コアハート」について、佃や山崎(安田顕)に意見を求める。咲間は、ある事実を確かめるためにやってきたのだ。
★第9話のみどころ
咲間が佃製作所を訪問した真意は何か?
咲間が確かめたかった”ある事実”とは何か? なぜそれを佃が知っていると咲間は考えたのか?
貴船は臨床試験失敗の責任を弟子の巻田に押し付けた。絵にかいたような悪役ぶりである。ここにも注目。貴船はまたどんな手を打ってくるのか?
岐路に立たされた佃製作所は挽回できるのか?
ガウディ計画で人工弁は完成するのか?
★第9話の予想(勝手な予想です)
コアハートの臨床試験の失敗の原因は、サヤマ製作所が製造した「弁」にあるでしょう。中里(高橋光臣)もそれに気づいていて、もともと問題のある製品だったのだと思います。ここにサヤマ製作所の横田(バカリズム)が重要な役割としてからんでくると思います。