遺産争族 第4話 11月12日の感想

このドラマ初回は育生(向井理)と楓(榮倉奈々)の結婚という明るい話から始まったので、楽しく見られました。それが回を重ねるごとに、育夫と楓以外の河村家の人々の醜い面がどんどん出てきたので、おもしろくなくなってきました。

遺産を欲しがる娘たち陽子(余貴美子)、月子(室井滋)、凜子(板谷由夏)は、遺産の前にと、生前贈与を龍太郎(伊東四朗)に迫ります。それもあまりにも直接的で、もらって当然というばかりにあからさまに「あれちょうだい、これちょうだい。」と言うのです。人物の描き方が直接的で類型的でなので、おもしろみがありません。

龍太郎もすぐには断らず、話を聞いたふりして娘たちを操ろうとします。

恒三も自社株の買い占めに走ろうとします。

なんといういことでしょう。あまりにもみんな醜いです。ドラマとはいえあからさますぎます。

遺産「争族」がテーマだからしかたないのかもしれませんが、彼らの醜い姿ばかり見せられて、不愉快感が増すばかりでした。

そんな彼らを笑い飛ばしてしまうというドラマのスタンスではないので、おもしろくないです。

育夫と楓の話が今回は少なかったので、余計つまらなかったかもですね。

生きるためにはある程度のお金は絶対必要です。

でもあまりにも「金」に取りつかれた人たちを工夫もなしに見せられて、興ざめといった感じです。

来週もたぶん見るとは思いますが、期待はしていません。

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