別荘で猪熊(木村文乃)はカラに殴られ、意識を失ってしまう。
目を覚ますと、そこは地下室だった。手足は縛られ、口もテープで塞がれていて、逃げ出すことも叫ぶこともできない。助けをよぶことは不可能だった。
それでも猪熊は自分を殴ったのはカラだとは全く思っていなかった。
そこにカラが現れた。「恨みは一切ないです。でも殺します。」と宣言。カラはついに本性を現したのだ。
カラを信じきっていた猪熊は状況がよく飲み込めないで呆然としてしまった。さらにそこに追い打ちをかけるように、カラは今まで犯してきた殺人の数々を平然と語るのだった。
なぜカラの犯行に全く気づかなかったのか? 警察官である自分の不甲斐なさを責める猪熊。その中で里見(松坂桃李)だけがカラの正体を見抜き、自分を守ろうと行動していたことを知り、涙してしまう。
痛めつけられ、猪熊の体はもうボロボロになってしまった。そんな猪熊にカラはあることを語り始める・・・。
同じ頃、里見はカラの出身高校や実家を訪ね回っていた。そこで、カラがいつも特定の友達2人で遊んでいたことを突き止めた。
そこにアイ(佐野ひなこ)から電話が入る。レナ(入山杏奈)と連絡がつかないというのだ。
さらに、猪熊の行方も不明なことがわかった。実家にもどこにもいないのだ。
絶対カラが絡んでいると確信した里見は、ひとりでカラのキャバクラに乗り込んでいくのだった・・・