動脈硬化と背中の痛み

俳優の阿藤快さんが突然お亡くなりになりましたね。ご冥福をお祈りいたします。

つい最近ドラマ「下町ロケット」で阿藤さんの演技を楽しんていたばかりなので大変ショックでした。実力派の俳優がまた一人去ってしまったと、非常に残念でなりません。

阿藤さんの死因は大動脈破裂とのこと。そして見逃せないのが阿藤さんは少し前から背中の痛みを訴えていたそうです。阿藤さんはマッサージに通うなどしてある程度背中の痛みは改善していたようですが、残念ながら急逝されてしまいました。

実は背中の痛みは動脈硬化や心臓疾患に関係があるそうですね。

スポニチアネックスの記事 福田医院(横浜市)の福田伴男院長のお話によれば、「大動脈破裂胸腔内出血」について、「動脈硬化、つまり動脈の老化が起こっていたことで引き起こされる。60歳以上の人で背中に痛みを感じたら、動脈硬化や心臓疾患を疑うべき」だそうです。

阿藤さんの死因は、老化していた動脈が破裂し、胸腔に勢いよく血液が流れ込んだことによるものです。「そうなるとほとんど即死のような状態となります。」と福田院長。
「心筋に酸素や栄養を送る冠状動脈に老化が起こると血の流れが悪くなり、背中が痛くなる」とのこと。

阿藤さんの背中の痛みは、動脈硬化が原因だった可能性が高そうですね。背中の痛みが心疾患のサインだった可能性が高く、もしそれに気づいていたら今回の悲劇が防げた可能性があるかもしれません。

また、狭心症や心筋梗塞の痛みは通常胸に出ることが多いが、時には背中、腕、腰、歯などに「放散痛」として表れるそうです。

福田院長は、「背中が痛い場合、筋肉痛などと片付けないで内科も受診してほしい」と呼び掛けています。

阿藤さんは10年前にタバコをやめていましたが、「以前吸っていた人は動脈硬化が起こっている可能性がある。リスクがあるものと思ってほしい」とのこと。タバコを吸っていた人は要注意ですね。

単純に疲労や筋肉痛などと片付けがちな背中の痛みが、実は深刻な病気のサインである可能性がわかりました。

背中の痛みは要注意ですね。もし背中が痛くなったら、内科にも行こうと思います。

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